銀行の融資って暴力団がらみではないの?

一昔前の日本の映画やドラマを見ていると、ヤクザが借金の取り立てに来るシーンを見かけることがありますよね。返せないとなると殴る蹴るの暴行を受け、怖いなあと思った人も多いでしょう。そもそも、返済の約束を守っていれば取り立てにこられることはないのでしょうけど、そこはドラマなので演出している部分もあるでしょう。借金=ヤクザのイメージを持っている人も少なくなく、借金すると怖い目に遭うと思っている人もいるのではないでしょうか。銀行と暴力団は関わりがあるのかということですが、実際はどうなのでしょう。
実際は、暴力団による取り立ては法律で禁止されています。また、多くの銀行が加入する全国銀行協会では、暴力団に不正な融資をしないよう規定を作り、銀行はそれを守らなければいけません。関わるどころか、反社会的勢力として暴力団を排除する方向性にあるわけです。
最近、某大手銀行が暴力団に融資していたということが話題になりましたが、金融庁からの業務改善命令もくだっていますし、銀行が暴力団と関わることは銀行を存続させる上でも致命的であると言えます。なので、借金の取り立て=ヤクザということはまずありません。ありませんが、借りたお金は取り立てに合う前にきちんと期限内に返済することです。期限内に返済すれば、取り立てはまずありませんし、暴力団でなくてもしつこい取り立ては法律で禁止されています。
借金によいイメージはないかもしれませんししなくて済むならしない方がいいですが、身近なところで、車や住宅ローンだって借金ですし、多くの人が利用していますよね。また、自営業の多くの人はいくらか借金があったりします。資金を前借りすることで自分の生活が豊かになったり夢が叶ったりするのなら、利用すべきだと思います。約束を守ることは人としてのマナーで、子供の頃から言われてきたことですよね。返済期限さえ守って計画的に利用すれば、借金は夢をかなえるための方法の一つだと思います。法律にもあるため、銀行と暴力団が絡んでいることはまずないのでその点は安心してください。現代社会で生活する人の一つのツールとして上手に利用すべきだと思います。

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